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サワディカップ!(こんにちは!) プラーマンです。
- タイ赴任が決まったが、何を準備すれば良いかわからない
- タイに持っていく荷物はどんなものが必要なの?
- タイでは不要な荷物ってあるの?
- 荷物の整理、仕分けが上手く出来ず準備が進まない
初めての海外赴任。タイへの赴任が決まった方やその家族の方の中にはこのような不安や悩みをお持ちではないでしょうか。
当然初めての事ですので、分からないことばかりでも当然です。そして、なかなか身近な友人などには同じような経験をしている人はいないので、相談することも出来ません。
だからと言って分からないまま準備を進めると、出国までにうまく準備を進める事ができなかったり、余分な荷物をタイに持っていってしまい現地で邪魔になって捨ててしまう事になったりしてしまいます。
僕自身も赴任の準備をして4年間バンコクで生活した経験があるから、タイで生活する為に本当に必要なものがわかるよ!
今回の記事では実際のタイでの生活をイメージしやすいように説明しながら、渡航前に準備しておいた方が良い事や、タイに持っていく荷物の仕分け方法について解説していきます。
この記事を読むことで、タイに赴任した後で『準備しておけば良かった』、『持ってこなければ良かった』と後悔する事がなくなります。
タイ赴任の準備を上手く進める為の大切なポイントは二つ。
赴任の準備を上手く進める為のポイント
- 好きなタイミングで日本に帰ってくる事が出来ないことを想像して準備する
- 一番最初にタイに持っていく物を現地の生活を想像しながら決める
それでは詳しく解説してきます。よろしく!
日本にいる間に準備しておいた方が良い物
バンコクでの駐在生活が始まると、なかなか気軽に日本に帰国することが出来ません。多い人でも年に2回ほどの一時帰国になるのではないでしょうか。
一時帰国した際には住民票も無い状態の人がほとんどなので、何か手続きをするにも制限が出てしまうものが多いです。
その為、渡航前に手続きなどを済ませておかないと後々困ってしまう事も。渡航前に準備することをおすすめする内容は以下の通りです。
- 住所を実家に変更し、郵便物などが実家に届くようにしておく
- 自動車免許の更新
- 歯の治療を済ませておく
- クレジットカードを作っておく
- ネットバンクの開設
- NHKの解約
- SIMフリーの携帯とプリペイドSIM
- スーツケース
それぞれ説明していきます。
住所を実家に変更し、郵便物などが実家に届くようにしておく
住所変更は必ずやっておきましょう。日本に家がある場合でも、家族帯同でタイに行く場合郵便物を確認する事が出来ませんので、重要な郵便物が届いた際に大変な思いをします。
例えばクレジットカードの有効期限が切れた場合などは、新しいカードを受け取る事が出来ずにとても困ります。
クレジットカードをタイで使わなかったとしても、スマホでの支払いをそのクレジットカードで登録してある場合など、アプリのインストールが出来なくなったりApple Musicなどのサブスクのサービスの支払いが止まったりしてしまいます。
実家に住所変更しておくことで親族に受け取ってもらうことが出来るので、これらのトラブルを回避することが出来ます。
タイから遠隔で手続きをしようとすると本人確認など色々大変で面倒になるので、重要な郵便物が届きそうなものについては、全て住所を変更しておくようにしましょう。
自動車免許の更新をしておく
自動車免許の更新が近い場合は済ましておきましょう。
海外に行く場合など、更新期間の間に日本国内に居なくて更新を受ける事が出来無い場合は特例で更新期間前に更新をする事が出来るよ!
海外にいる間に免許が失効してしまった場合でも、失効してから経過した期間によっては更新することは可能です。更新が一年以上先であれば、次回の一時帰国の際に忘れないようにしておきましょう。
海外滞在中の自動車免許の更新についての詳細はこちらから警察庁のホームページに飛ぶことが出来ます。
歯の治療を済ませておく
海外旅行保険では、歯医者での治療が対象外となっている場合が多いです。
タイに行った後に歯医者にかかった場合には自費となってしまう可能性があるので、治療していない虫歯や親知らずがある場合は日本にいる間に治療を終わらせておく事をオススメします。
クレジットカードを作っておく
タイではVISAやMaster以外のクレジットカードが使えるお店があまりありません。
もし、VISAもMasterも持っていない場合は日本にいる間に作っておくことをおすすめします。海外在住となると、作る事ができるクレジットカードが制限させてしまったり手続きが面倒になるからです。
ネットバンクの開設
ネットバンクの開設をしておきましょう。
振込などはしないから必要ないと思っている方もいるかもしれませんが、日本のクレジットカードの支払いは日本の銀行口座から引き落とされます。日本円で貰える給料も日本の口座に振り込まれます。
ネットバンクを開設しておく事で、最低限『残高・入出金明細照会』ができるようになるので、お金の管理が楽になります。
NHKの解約
忘れがちですがNHKの解約手続きはしておきましょう。海外に転居する場合は、転居日の前月から解約手続きをする事が出来ます。
ただし、NHKの解約手続きはネットでする事が出来ません。電話での受付となりますので、『NHKふれあいセンター』へ連絡しましょう。
海外転居者のNHKの解約についての詳細はこちらからNHK公式ホームページに飛ぶことが出来ます。
SIMフリーの携帯とプリペイドSIM
タイでスマホを使う為にはタイのキャリアのSIMカードを契約する必要があります。
日本の大手3大キャリアでスマホを購入した場合、スマホにSIMロックがかかっている事がありますが、SIMロックがかかったままでは他のSIMを使うことが出来ません。
SIMロック解除の手続きをしておくか、SIMフリーのスマホを準備しておくようにしましょう。
チェックポイント
2021年以降にスマホを購入した場合、初めからSIMロックの設定がされていない機種があります。その場合はSIMロック解除の手続きは必要ありません。
SIMロックが解除されているかどうかは、契約している大手携帯電話会社の店頭か、下記の方法でスマホをみればわかります。
- iOS 14以降の場合
- 設定アプリから、『一般』→『情報』を選択。『SIMロック』の項目に『SIMロックなし』と表示されていればSIMロックは解除されている状態です。
- Androidの場合
- 『設定』から『端末情報』を選択。『SIMロックの状態』という項目に『許可』や『ロック解除されています』と表示されていればSIMロックは解除されている状態です。
※機種によって項目の名称などが異なります。似たような名称の項目を選択してください。
SIMロック解除は、店頭でやってもらう方法とウェブサイトで自分で解除する方法がありますが、店頭で解除してもらう場合は別途手数料が必要になるので、自分で解除することをおすすめします。
docomoのSIMロック解除手続きについての詳細はこちら(docomo公式ホームページ)
auのSIMロック解除手続きについての詳細はこちら(au公式ホームページ)
ソフトバンクのSIMロック解除手続きについての詳細はこちら(ソフトバンク公式ホームページ)
タイでの生活が始まればタイのSIMを契約する事になりますが、到着後はしばらくバタバタするのですぐにSIMを契約することは難しいです。
その為、現地のSIMを契約するまでの繋ぎとしてタイで使うことができるプリペードSIMを準備しておくことをおすすめします。
プリペードSIMはタイに到着後の空港でも購入する事も出来ますが、Amazonなどで安く買うことができるので予め買っておくと良いでしょう。飛行機に乗っている間にSIMを交換しておけば到着後すぐにスマホを使用することが出来ます。
>>日本で使っていたスマホをタイで使う為に必要な準備、現地SIMの選び方についてはこちら
スーツケース
スーツケースがない場合は準備しておきましょう。赴任後は定期的に一時帰国をする事になりますのでこの機会に新しくしておくことをおすすめします。
一時帰国の際は、日本へのお土産やタイに持ち帰ってくる食料品や衣類などの物資で荷物が多くなりがちなので、家族の人数分のスーツケースがあった方が預け入れ荷物の制限上多くの荷物を運ぶことが出来ます。
タイでの長期休暇は4月にあるソンクランと、年末年始の休みが一般的です。どちらか一方はタイ国内での旅行に出かける方も多いので機内持ち込みができるスーツケースもあると便利です。
あまりスーツケースが多すぎるとタイでの収納スペースを圧迫するから注意してね!
タイに持っていくものと持って行かないものを仕分けしよう
赴任の準備をする際には荷物の仕分けをすることになりますが、タイに持っていく荷物を仕分けする作業と日本に残すものをどうするかを仕分けする作業の2つの工程があります。
全ての荷物の中から一気に仕分けをしようとすると大変です。選択肢が多すぎるとどう進めれば良いかわからずに手が止まってしまいます。
そこでまずは、『タイに持っていくもの』と『持っていかないもの』の2種類に仕分けをしましょう。
そうすることで、後から『持っていかないもの』を保管するものと処分するもので仕分けする時の選択肢を狭めることができて作業が楽になります。
バンコクの住居の収納スペースは日本の住居に比べて少ないことが一般的です。タイに持っていく荷物はなるべく厳選して、必要以上に量が増えないように気をつけましょう。
持って行かない方が良い物、現地調達が出来るもの
先にも説明しましたが、タイの住居は収納スペースが少ない物件がほとんどです。タイでは不要な荷物を持って行って収納スペースを圧迫してしまうような事は避けたいですよね。最悪の場合、せっかく持っていたのに置き場に困って処分しなければいけなくなる事もあります。
タイで生活しているうちに荷物が増えていく事も考えて、日本からは必要以上に荷物を持っていかないようにしましょう。
実際の生活に必要な広さよりも広い物件を借りる事で、収納スペースの問題は回避できるよ!
家賃の予算と相談して決めよう!
タイに持っていかない方が良いもの、現地調達した方が良いものは以下になります。
- 大型家電や家具
- 必要以上の食料品や日用品
- 冬服
大型家電や家具
バンコクの不動産物件には基本的な家具や家電は揃っています。またオーナーとの交渉次第では新しい家電に交換してもらったり出来ることもあります。
また、タイでは電源の電圧が日本の100Vとは違い220Vです。日本の100V仕様の電化製品を持っていっても使えません。
以上の事から、日本から大型家電や家具を持っていくのはやめましょう。
チェックポイント
ノートパソコンやSwitchなどのゲーム機は100V〜220Vまで対応しているので、問題なく使う事が出来ます。
タイへ持っていくべき家電についての詳細はこちらの記事で解説しています。
必要以上の日用品や食料品
バンコクではお店も充実しており、生活で必要なほぼ全ての物を買い揃える事が出来ます。日本からの荷物を減らす為にも、現地調達がおすすめです。
初めての海外生活が不安で、インスタント食品などを大量に準備しがちです。 しかしバンコクでは飲食店も充実していますし、スーパーなども沢山あり簡単に食材を揃える事が出来るので、普段あまりインスタント食品を食べない人が大量に準備をしても、結局使わないまま賞味期限が切れてしまいます。
タイへ到着後、買い出しに行けるまでの繋ぎになる分だけ準備して、必要以上に持っていかないようにすることをオススメするよ!
食材などタイのものへの置き換えや現地調達ができるものについての詳細はこちらの記事が参考になります。
冬服
タイでは冬服は必要ありません。持っていくとしたら年末に一時帰国する時に着るための上着くらいで良いでしょう。
意外かもしれませんが、タイでもダウンやニットなどの冬服も売っています。持っていかなくても、年末に一時帰国するとなった時に現地で買うことも出来ます。
チェックポイント
デパートなどの室内はエアコンが効き過ぎていて寒い事が良くあるので、薄手の上着などは持って行ったほうが良いです。
タイに持っていく衣類についての詳細はこちらの記事が参考になります。
タイ赴任で持っていった方が良いもの
タイ到着後はバタバタしてすぐに買い物にいく事が出来ず日用品を揃える事が難しくなることが想像できます。
買い出しに行くまでの数日間の間に必要ななりそうな物を想像して準備をしましょう。
チェックポイント
持っていく衣類が少ない場合は、こまめに洗濯をする必要があります。洗濯洗剤やハンガーなどを持っていくと良いでしょう。
趣味のグッズに関してはタイでは手に入りにくものあります。 日本で使い慣れたものがあるのであればそれらは持ち込んだ方が良いです。
ゴルフ、釣り、メジャーなスポーツ用品、書籍などはバンコクでも問題なく入手することが出来ます。
僕は釣りが趣味だけど、一時帰国の際に日本でも釣りがしたかったので日本の釣り道具はタイには持っていかず、タイで一式買い揃えたよ!
書籍は収納スペースの問題から全て電子書籍で購入していたね。
>>船便、航空便の使い分け、現地への荷物の送り方についてはコチラ
タイに持って行かない荷物をどうするかを決めよう
日本で住んでいた家が賃貸の場合、タイに持っていかない荷物をどうするかを決めなければいけません。
持ち家の場合は、そのまま家に保管しておく事も出来ますが賃貸の場合はそれが出来ないためです。
タイに持っていかない荷物は『日本で保管する物』と、『処分する物』に仕分けしましょう。
保管する方法
保管する場合は以下のいずれかの方法を選択することになります。
- 自宅に置いておく
- 親族や知人に預ける
- トランクルームに預ける
自宅に置いておく
自宅に置いておく場合は、家が持ち家である必要があります。この場合は特に費用がかかることもなく、手間もかかりません。
チェックポイント
植物など手入れが必要なものはそのまま置いておく事は出来ませんので、親族や知人に預けましょう。
親族や知人に預ける
家が賃貸である場合、荷物を保管する為にはその場所を確保する必要があります。その中で最もハードルが低いのが実家で預かってもらう事です。
知人に預ける事も出来るけど、あまり多くの荷物を頼む事は出来ないよね。
荷物の量が少なければ自分で運ぶ事が出来ますが、家具や家電などの大型の荷物や大量の衣類などがあるような場合は引越し業者を利用する事になり、その費用が必要になります。
実家などに預ける場合のデメリット
- 実家が遠方の場合は、引っ越し費用が高額になる
- 帰任で日本に戻った時には、実家から新居への引っ越しがもう一度必要になる
トランクルームに預ける
親族や知人に預ける事が難しい場合は、トランクルームを活用することで荷物を保管することが出来ます。この場合は、トランクルームの利用料が必要です。
最寄りのトランクルームを選ぶことで、遠方の実家に送るよりも輸送費が安くなります。トランクルームによっては、無料で輸送をしてくれる場合もあります。
トランクルームには屋外のタイプと空調で管理された屋内のタイプがあります。せっかく預けていても帰任後に使えないようになっていては意味がないので、預けるものによっては屋内のタイプを選ぶようにしましょう。
トランクルームに預ける場合のデメリット
- 帰任までの荷物を預けている間、継続的にトランクルームの利用料が必要になる
海外赴任者におススメのトランクルーム【宅トラ】についての詳細はコチラ
処分する方法
実家に荷物を送る場合の引っ越し費用や、トランクルームの利用料は荷物が多いほど高くなります。
その為、出来るだけ必要のないものは処分して荷物を減らす方が良いです。処分の方法は大きく分けて3通りです。
- 知人などに譲る
- 市町村での回収や回収業者を利用して廃棄する
- フリマやリサイクルショップ、買取業者を利用して売却する
断捨離が苦手な人へ、上手に不用品を仕分けする方法についてはこちらの記事で、海外赴任にフォーカスした仕分けの方法を解説しています。
知人などに譲る
捨てるとなると、勿体無い!と踏ん切りがつかないという方も誰かが喜んでもらってくれるのであれば処分しやすいですよね。
もちろんコストもかかりません。
ただし、それほど大量の荷物を処分することは出来ませんし、相手を見つける必要があるので手間がかかります。
【捨てる】市町村での回収や回収業者を利用する
お住まいの市町村のルールに従って処分したり、最寄りのクリーンセンターに自分で荷物を持ち込んで処分します。
処分する荷物の量が多い場合は、不用品回収業者を利用する事で手間と時間を省くことが出来ます。
中には高額な手数料を請求してくる悪質な業者もいるから注意しよう!
不用品の処分についてはこちらの記事で詳しく解説しています。自治体と民間の回収業者との比較や民間の回収業者の選び方などについてを知りたい方は参考になります。
【売却する】フリマやリサイクルショップ、買取業者を利用する
メルカリなどのフリマを使って売却したり、近所のリサイクルショップに持ち込んで売却する事が出来ます。
ただし、時間と手間がかかるので売りたいものが沢山ある場合は大変です。
そのような場合は、出張買取などのサービスを利用すると便利です。インターネットで申し込むだけで自宅まで査定に来てくれるものや、自分で梱包して送れば査定してもらえるようなものなどがあります。
まとめ:タイ赴任で準備が必要な物と荷物の仕分け方
僕が実際に赴任、タイでの生活を経験をしてみて感じた事をもとにタイ赴任の時に準備したほうが良い物や荷物の仕分け方について解説してきました。
赴任の準備をするうえで大切な事は赴任後の生活をイメージする事です。
赴任の準備を上手く進める為のポイント
- 好きなタイミングで日本に帰ってくる事が出来ないことを想像して準備する
- 一番最初にタイに持っていく物を現地の生活を想像しながら決める
本当に必要なものを知って、無駄がないようにしましょう。
海外赴任は断捨離して不要な荷物を減らす良い機会です。しかし、上手く断捨離出来ない、断捨離して出た不用品をどう処分したら良いか分からないといった方もいるでしょう。
そのような方には以下の記事が参考になりますので合わせて読んで見てください。
タイ赴任を機に断捨離をすることをおすすめする理由と方法についての詳細はこちら
自治体と民間の回収業者との比較や民間の回収業者の選び方などについてを知りたい方は参考になります。
タイ赴任が決まった時に準備しなければいけない事は荷物に関してだけではありません。所有している車や家をどうするかも考える必要があります。
車や家を残す場合、売る場合それぞれのメリットやデメリットをまとめています。家や車をどうするか悩んでいる人には参考になります。
それでは!チューガンマイナカップ!(またお会いしましょう!)