海外赴任の準備で出た不用品を捨てる方法【回収業者の一括見積で簡単に処分】

サワディカップ！（こんにちは！） プラーマンです。

海外赴任の準備を進めている方の中には、不用品の処分方法についてこのような疑問や悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか？

海外赴任が決まった時、赴任先へ持っていかない荷物の全てを日本で保管していては、実家などの保管先への引越し費用やトランクルームのレンタル料金が高くなってしまいます。

その為、それらの荷物の中から不用品を選別して処分する必要がありますが、自分だけで全ての不用品を捨てようとすれば、手間と時間がとても多くかかってしまいます。

海外赴任の準備には他にもやらなければいけない事が沢山あるので、なるべく時間はかけたくないものです。

僕もタイ（バンコク）への赴任を経験しました。赴任を機にマイホームを売却したので、タイに持っていかない荷物は実家へ引越しすることに。全ての荷物を送っていてはコストもかかりますしスペースも必要なので、不要なものは一気に処分しました。

今回の記事では時間がない海外赴任の準備中の方が、なるべく時間をかけずに簡単に不用品を処分する方法について解説していきます。

この記事を読むことで、不用品の処分に無駄な時間を取られる事がなくなり赴任の準備がスムーズに進める事が出来る様になります。

海外赴任者が効率よく不用品を処分するために大切なポイントは２つです。

それでは詳しく解説してきます。よろしく！

【不用品を処分する方法】自治体で処分するか業者に依頼するかの２通り

不用品を処分する方法としては、自治体で処分してもらう方法と民間の不用品回収業者に依頼して回収してもらう方法があります。

自治体で処分する方法

自治体で処分してもらうと言っても、大きく４種類の方法があります。

粗大ごみ回収サービスでは、自治体が提携している回収業者に不用品を回収してもらう事が出来ます。予約をすることで自治体で決められた場所まで業者が回収に来てくれます。

運搬用のトラックなどは自分で準備する必要がありますが、クリーンセンターに自分で持ち込むことでも不用品を処分する事が出来ます。　重さに応じて料金が必要になりますが、とても安価です。

指定のゴミ袋に入れることが出来るサイズであれば、家電であっても一般ごみとして処分する事も出来る場合もあります。

お住まいの自治体によって、回収日や回収場所、分別方法など処分方法のルールに差があります。自治体のホームページなどでルールを確認するようにして下さい。

民間の不用品回収業者を利用する方法

民間の不用品回収業者に依頼する場合は、自分で業者を選択し電話やネットから申し込みをします。

海外赴任の準備などで不用品が大量にある場合は民間の不用品回収業者を使うととても便利です。大量の不用品をまとめて一括で処分する事が可能です。

この際、適正な価格で処分する為にも複数社から相見積を取る事が理想です。複数者に相見積もりを取るのであれば、不用品回収業者の一括見積サービスを利用する事をオススメします。

不用品回収の一括見積もりをオススメする理由は２つあります。

自分で複数の回収業者に見積もり依頼をするためには、まずは回収業者を探すところから始めなければいけません。

その後、各業者にそれぞれ連絡を取り住所や回収してもらいたい品目など毎回同じ内容を説明する事になるのでとても面倒です。

一括見積もりを利用すれば、全国の提携している回収業者の中から対応することが出来る複数の業者に自動的に見積もり依頼をする事が出来るので、大幅に手間を減らすことが出来ます。

一括見積もりサービスと提携するために業者も審査をされる事になるので、悪質な業者に引っかかるリスクを減らす事にもつながります。

どちらを選ぶ？【自治体と民間業者での比較】

サービス内容について、自治体と民間の回収業者ではどう違うのか比較してみましょう。

	自治体	民間の回収業者
回収可能な品目	品目が限定される	ほとんどの品目が可
回収場所	所定の場所へ自分で搬出	搬出作業も込み
回収日時	決められた日時に回収	自由に設定可能
料金	数百円～	10000円～
安全性	安全	悪質な業者も存在する

品目、回収場所、日時、料金、安全性の５つの区分で自治体と民間の業者のどちらが優れているのかをまとめました。

それぞれ詳細を説明していきます。

回収可能な品目

回収可能な品目で比較すると、自治体に比べ民間の回収業者が優位です。

まとまった量の不用品がある場合は、自治体では回収できないものが含まれている可能性があります。まとめて民間の業者で一括処分してしまった方が良いでしょう。

自治体で処分してもらう場合

回収可能な品目が限定されます。

エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機やパソコン関連の機器など家電リサイクル法の対象となっている家電は自治体での回収が出来ません。

他にも、タイヤや楽器などの回収も不可となっています。自治体によって回収可能なサイズや重量も異なります。事前にチェックするようにしましょう。

自治体の指定ゴミ袋に入るサイズであれば、炊飯器などの家電でも一般ごみとして捨てる事も可能な場合もあります。

民間業者の場合

業者によって多少の差はありますが、ほとんどの品目を回収してもらう事が出来ます。

自治体では回収出来ないエアコンやテレビなどの家電リサイクル法の対象となっている家電についても回収してもらうことが出来ます。

回収場所

回収場所で比較すると、自治体に比べ民間の回収業者の方が利便性が高いです。

大きな不用品がある場合や量が多い場合にはよりその利便性が効いてくるので、海外赴任の準備の場合は特に優位性が高くなります。

自治体の場合

一般ごみとして処分、廃品回収、粗大ゴミ回収サービス、クリーンセンターでの処分のどの方法で処分した場合でも所定の場所まで自分で運ぶ必要があります。

民間の回収業者の場合

電話やネットで申し込みをするだけで、自宅まで回収に来てくれます。

家からの搬出作業もやってくれるので、家の壁などを傷つけてしまうリスクも減りますし、力のない女性やお年寄りでも安心です。

回収日時

回収日時の面では民間の業者に優位性があります。

スケージュールに余裕がある場合にはあまり重要にはなりませんが、海外赴任の準備中であれば限られた時間の中で不用品を処分しなければいけないので、日時に融通が利くのはとても大事なポイントになります。

自治体の場合

回収してもらえる日時が限定されます。

一般ごみとして処分する場合は毎週の決まった曜日、廃品回収は年に数回のみです。

粗大ゴミの回収サービスやクリーンセンターも受付時間が月曜日から土曜日の午前9時〜午後4時となっている場合が多く年末年始も休みとなっています。

回収日時も自治体が指定する日時に合わせる必要があるため、赴任準備で忙しい場合などには時間を確保する事が難しいかも知れません。

民間の業者の場合

1日の受付時間も自治体に比べると長い場合が多く、土日や祝日でも対応してもらえる事が多いです。

回収日や時間帯もこちらの都合で決める事が出来るので、仕事や赴任準備のスケジュールに合わせて予約をする事が出来ます。

不用品を処分するための料金

料金に関しては自治体の方が安く処分をする事が出来ます。

これは自治体が民間の業者とは違い営利目的のサービスではない事と、税金を使って運用している事が理由です。

単品など少量の不用品であれば手間もあまりかからないので、自治体の回収サービスやクリーンセンターへの持ち込みをするなど自分で処分した方が手安く済ませることが出来ます。

自治体の場合

廃品回収や一般ごみで処分する場合は無料ですが、それ以外は自治体であっても費用が必要です。

しかし、かなり安い料金で回収してもらう事が出来ます。自治体によって料金が変わってくるので自治体のHPなどで確認してください。

処分方法	料金（例）
粗大ごみ回収サービス	300円～3500円/1品
クリーンセンターへの持ち込み	10円～100円/kg

※自治体により料金が異なります。参考としてください。

民間の業者の場合

民間の業者の場合、自治体に比べると高い料金設定になっています。

単品での処分も可能ですが、割高になる場合が多いです。

取り扱っている品目が多いので、トラックの乗せ放題プランなどを利用し大量の不用品を一括で処分するとメリットが出てきます。

乗せ放題プラン	料金
軽トラック	10,000円～30,000円
1.5tトラック	40,000円～
2tトラック	60,000円～
4tトラック	100,000円～

大まかな相場となります。搬出の経路や必要な人数、車両の種類によって料金が変動するのでご利用時には見積もりを取るようにしてください。

安全性

安全性の面では自治体の方が安心して利用することが出来るでしょう。

残念な事ですが、民間の回収業者の中には悪質な業者も存在します。無料を謳っておきながら後から理由をつけて高額な料金を請求してくるような業者もいるようです。

自治体で不用品を処分する際には、そのような悪質な業者の心配をする必要はありません。自治体が委託している粗大ゴミの回収業者は全て一般廃棄処理業の免許登録業者となっており安心して利用する事が出来ます。

不用品回収業者とは？特徴や他のよく似たサービスとの違い

民間の不用品回収業者について説明していきます。

不用品回収業者とは、名前の通り不用品を回収してくれる業者で、自治体から『一般廃棄物収集運搬業許可』の資格を取得している業者であれば、廃棄物の処分を依頼することが出来ます。

回収業者以外にも似た様なサービス形態の業者があります。それぞれの違いについて解説します。

買取業者

買取が出来るものだけを回収する業者です。廃棄が必要な不用品は回収してもらう事が出来ません。

買取業者に依頼する場合は、自分である程度ジャンル別に仕分けしてそれぞれのジャンルで得意な買取業者に依頼をする必要があります。

引越し業者

引っ越し業者の中には、引っ越しの際に一緒に不用品を買取してくれる業者もあります。

引っ越しと同時に回収をしてもらう事が出来るので、新居に不用品を持ち込む事もなく手間も省くことが出来るので便利です。

しかし買取業者同様、買取対象外の不用品は自分で処分する必要があります。

リサイクルショップ

不用品の回収や買取をしてくれます。

ただし、回収、買取をしたものを店頭で売るというビジネスモデルなので、売れないと判断されたものは引き取ってもらえません。

また、自分で店舗まで不用品を持ち込まなければいけないお店がほとんどです。

民間の不用品回収業者を利用するメリットとデメリット

海外赴任をする時、現在のお住まいが賃貸の場合は自宅にある全ての荷物をなんとかして処分する必要があります。

海外赴任の準備中という視点から、民間の回収業者を利用する場合のメリット、デメリットについて解説していきます。

メリット

まとめて一括処分できるのが民間の回収業者を使う１番のメリットとなります。

自分で自治体やリサイクルショップをなんども往復して処分する事に比べると、必要な手間や時間を大幅に減らすことが出来ます。

一回の回収で全ての不用品を処分する事になるので、だらだらと都度処分の為の費用が必要になることがありません。その為、海外赴任の準備にどれほどの費用が必要かを事前に予測する事が簡単になり計画が立てやすくなります。

立ち合いが必要にはなりますが、搬出作業を業者に任せる事があるので負担が減ります。重い物を運ぶ必要が無いのでケガをするリスクや自宅の壁などの家財を傷つけるリスクも減らすことが出来ます。

デメリット

一番のデメリットは自治体に比べて費用が多くかかる事でしょう。しかし、自治体は運営に税金を使っているので、当たり前と言えば当たり前。

民間の業者は費用が高い分、顧客を満足させなければいけないのでサービス内容については充実しています。

他にもデメリットを挙げるとすれば、悪質な業者を避けるように気をつけなければいけない事でしょう。

民間の業者の中には、悪質な業者も０ではありません。回収した不用品を不法投棄したり、無料と言って回収したのちに理由をつけて高額な料金を請求したりといった業者も存在します。

ただしこのデメリットに関しては、一括見積もりサービスを利用することで回避できる場合がほとんどです。

【不用品回収業者の選び方】悪徳業者に注意！

悪質な業者を避ける為にも、業者選びはしっかりするようにしましょう。

悪質な業者は自社のホームページを持っていない場合が多いです。放送を流しながらトラックで走っている様な業者や、紙のチラシを配っている様な業者は特に注意が必要。

まずはインターネットなどで検索して調べることで、大部分の悪徳業者を避けることが出来ます。

インターネットで調べた内容をもとに、複数の業者を選択して見積もり依頼をする様にしましょう。見積もりをしっかり取り、正式発注前に料金を確定してくれる業者を選ぶようにして下さい。

回収できる品目は何があるか

処分したいものと取り扱っている品目をチェックして、一つの回収業者で全てを回収してもらう事が出来るかを確認しましょう。

民間の回収業者を使うメリットは１回の回収で全部の不用品をまとめて回収してもらえる事です。

なるべく多くの不用品を網羅できる業者を選ぶようにしましょう。

料金システムはどうなっているか

料金システムがどの様になっているかは必ず確認しましょう。

料金の内訳が明瞭で、見積もり後に料金が確定される業者を選ぶようにして下さい。無料で見積もりが取れるかどうかも大切なポイントとなります。

資格を持っているか

『一般廃棄物収集運搬業許可』や『古物商許可証』などの認可を受けているかどうかをチェックするようにしましょう。

ホームページなど、インターネットで確認することが出来ます。

口コミでの評判はどうか

実際にその業者を利用した事がある人たちの口コミなども、回収業者選びの判断材料になります。

回収業社のホームページには、『お客さまの声』などといった過去に業者を利用したユーザーの口コミなどが掲載されている事があります。

その他にも、さまざまな企業やサービスに対する口コミを集めた口コミサイトなどもあります。

それらを利用して、良い口コミ、悪い口コミの両方をチェックするして総合的に判断するようにしましょう。

損害補償保険に加入しているか？

大型の荷物がある場合は損害保証保険に加入している業者かどうかの確認をしておくのも良いでしょう。

大型の荷物を自宅から搬出する際に、建物や家財を傷つけてしまう可能性があるからです。

不用品回収業者を利用するなら一括見積もりサービス『エコノバ』がオススメ

回収業社を選ぶ方法を解説してきましたが、適正な価格で依頼する為には複数社から見積もりを取ることが好ましいです。

相見積もりを取ることで悪質な業者を避けることも出来ます。

しかし、複数の業者を自分で探して都度連絡を取って見積もり依頼をしていては多くの手間と時間がかかってしまいます。

そんな時は不用品回収の一括見積もりサービス『エコノバ』を利用することをオススメします。

インターネットから簡単に申し込みをする事が出来るので、業者探しや都度連絡をとる手間を省くことが出来ます。

審査を通過した業者しか登録することが出来ないので、手間を省くついでに悪質な業者を避けることも出来ます。

『エコノバ』は全国に展開しているので、お住まいの地域を入力することでその地域に対応できる複数の業者に自動的に見積もり依頼をしてくれます。

まとめ：海外赴任者が簡単に不用品を処分する方法

海外赴任の準備をしていると不用品が沢山出ます。効率よく処分していく為には２つのポイントを押さえておきましょう。

自治体のゴミ出しルールを把握しておいて、一般ごみで出せるものの範囲を知っておきましょう。指定のゴミ袋に入るサイズであれば、一般ごみとして処分することが出来る家電もあります。

海外に持っていく荷物、国内に残す荷物、処分する荷物の仕分けをし始めたら、一般ごみとして出せる不用品は都度処分。

タイに持っていくものと持っていかないものの仕分け方法についてはこちら

【海外赴任者向け】断捨離するためのコツについてはこちら

仕分けが終わりある程度荷物が減ったら残りは大物の処分です。

自治体を回収サービスを使った方が安く処分することが出来ますが、所定の場所まで自分で運ぶ必要があります。不用品の量が少なかったり大きなものがない場合は、自治体での処分も検討してみると良いでしょう。

重くて自分では運べない、量が多くて大変と感じるのであれば民間の回収業社に回収してもらう方が良いです。

この時一括見積もりサービスを使うことで更に手間も省く事ができ、悪質な業者も避ける事が出来るのでオススメです。

不用品の処分が終わった後、残った荷物の日本での保管方法についてはこちら

準備に使える時間は限られています。後悔する事が無いよう、効率的に進められるように頑張って下さい。

それでは！チューガンマイナカップ！（またお会いしましょう！）